肥満と内臓脂肪症候群

 



肥満とは
  
 「脂肪組織が過剰に蓄積した状態」を肥満と定義しております。
人類は長い飢餓の歴史の中で、生命を維持し子孫を残すと言う
目的の為に、環境に適応し進化してきました。そこで、食べ物が
乏しい環境でも、食べた物をできるだけ効率的に脂肪として
蓄積する『節約遺伝子』を獲得していったのであります。
肥満はこの体質に根ざしているのです。飽食の時代とも言える
現代日本において、この遺伝子の働きがかえって裏目にでて
肥満を来し、様々な健康障害を引き起こしているのは深刻な
問題であります。
 その背景には、高脂肪・高蛋白の欧米型食生活と、近代社会に
おける慢性的な運動不足や不規則で夕食偏重型の食習慣などの
生活習慣の変化があると考えられます。日本の肥満人口は、
男性約1300万人、女性約1000万人、特に40歳以上の中高年者に
おける肥満の頻度は10%を超えています。当協会における
健康診断でも、改善を指示されるのが最も多いのは『肥満』であります。
肥満予防対策は、いわゆる生活習慣病の予防・管理において
最重要事項であるといえます。
   
肥満の判定
   
ハイリスク肥満とは
   
合併症
   
治療方法
   

  岩井クリニック
内科 吉澤 和彦