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尿 検 査



生命活動に伴って私達の体内では様々な代謝物(廃棄物を含む)が
つくられています。
これらの多くは血液が腎臓を通過する間に濾過と再吸収を受け、
最終的に尿となって排出されます。
その成分には、一般に正常時にも見られ病的な時に増加するものと、
病的な時だけ出現するものとがあるので、尿の検査は健康か否か、
どこにどんな異常がありそうかなどを知るための重要な手掛かりの
一つになります。
数多くの尿検査の中で通常行なわれるのは、蛋白(腎疾患)・
糖(糖尿病)・ビリルビン(肝疾患)の有無、血尿の有無(肉眼所見・
潜血反応・沈渣中の赤血球数)および沈渣所見の5つです。
沈渣は、尿に溶けない成分を集めて顕微鏡で観察する方法で、
赤血球、白血球などの細胞の数および特殊な成分・異常な細胞・
細菌などの有無を見ます。
これらの一つ一つは比較的簡単に出来ますが、全体を綜合すると
大変役に立つ検査となります。
なお女性は生理中およびその前後の検尿は避けた方がよいでしょう。