尿 酸


 
血液中に尿酸塩が増加したものを高尿酸血症といい
男性に圧倒的に多く見られます。
  
高尿酸血症は放置しますと、冠動脈疾患や通風発作
を起こします。
但し尿酸値のあまり高くない人にも通風発作はみられ
ることがありますので、単に数値のみにこだわるのは
考えものです。
    
尿酸はプリン体代謝系の異常によっても増加します。
かつては、高尿酸血症は内臓類(モツ、レバーなど)
や肉などのプリン体を多く含む食品の過剰摂取が原
因とされてましたが、現在ではむしろアルコールの過
摂取が最大の原因と考えられています。
概してアルコール飲料にはプリン体が多く含まれてま
すが、特にビールに多く含まれてますので、飲みすぎ
は禁物です。
アルコール飲料を飲まない方にも高尿酸血症がある
のは、プリン体代謝系に異常があるものと考えてよい
でしょう。
    
この他、利尿降圧剤で高尿酸血症を起こすこともあり
ますので、高血圧の方は、常に尿酸のチェックを忘れ
ないようにしてください。
尿が酸性の場合は、高尿酸血症になりやすいので、
アルカリ化剤(ウラリットU)をお勧めします。
薬物療法はほぼ確立されていますので、高尿酸血症
の誘因に応じて服用すればよい訳です。
一般には、尿酸値が 8.5 /dl を超えたら薬が必
要です。