HPVワクチン公費接種 企画広報室

キャッチアップ接種の公費接種が最終年度になります。
(定期接種として小学校6年生~高校1年生相当の女性は引き続き公費接種が可能です。詳しくは住民票のある自治体へお問い合わせください。)
接種は3回受けていただきます。2回目は2か月後、3回目は6か月後となり、公費での接種は3月末までに3回目を受けていただく必要がります。そのため、9月までには1回目の接種をお受けいただきます。

子宮頸がんが発生する多くはHPV(ヒトパピローマウイルス)の感染が関連していると言われています。HPVは性交渉で感染することが知られています。性経験のある女性の50%以上が一生の内一度は感染するとされている一般的なウイルスです。但し、免疫によって自然に排除されることが多いのですが、排除されずに長い間感染し続けると子宮頸がんが発生すると考えられています。
国立がん研究センターの統計によりますと、2019年には108,790人が子宮頸がんにかかり、2020年には2,887人が子宮頸がんで亡くなっています。また、子宮頸がんの治療は将来の妊娠・出産に影響を与えることがあります。
現在HPVワクチンは3種類あり、その種類によって子宮頸がんをおこしやすいウイルスの型の感染を防ぐことにより、子宮頸がんの原因の50%~90%を防ぐことができます。
キャッチアップ接種の対象となるのは、H9年度生まれ~H18年度生まれの女性(1997年4月2日~2007年4月1日生まれ)で過去にHPVワクチン接種を合計で3回受けていない方になります。
HPVワクチンキャッチアップ接種の詳細は、厚生労働省の特設ページ
ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの接種を逃した方へ~キャッチアップ接種のご案内~
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou/hpv_catch-up-vaccination.html
を御覧ください。
また、霞が関ビル診療所では専属の女性スタッフが詳しくご説明します。平日8時30分~12時30分、14時~16時にお電話でお問合せください。(TEL03-3581-6031)