東都・霞が関ビル2020年4月3日
新型コロナウイルス感染症が市中で猛威を振るっております。
このような状況下、肺機能検査(呼吸機能検査、スパイロメトリ)については、
実施による感染の拡大が危惧されております。
日本予防医学会は、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、肺機能検査の実施の中止を呼び掛けており、
当協会が加盟しております公益社団法人日本人間ドック学会では、肺機能検査は、聴診やX線写真等である程度の代替が可能としつつ、仮に実施する場合はご受診者ごとのフィルター交換を検討するよう要請しています。
一方、日本呼吸器学会は、米国試験材料協会規格のフィルターであっても新型コロナウイルスについてのエビデンスでないことから、更に注意を喚起し、この時期、不急の呼吸器機能検査は実施の可否を慎重に判断するよう求めています。
従いまして、当面の間、肺機能検査を休止することとしました。
尚、健康医学協会では、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止策の一環として、
肺機能検査の休止と併せて、
職員、並びに施設と提携しております取引業者などの、体温測定、マスク着用、手洗い、器具の消毒を徹底いたしております。
皆様には、何卒ご理解の程、よろしくお願い申しあげます。
(一財)健康医学協会
東都クリニック院長
霞が関ビル診療所院長